口径 8.3cm
高さ 8.5cm
やわらかい肌に草文をあしらい向附としてよりも、筒茶碗として使われてきたと思います。
見込みには小さい目跡が3つ、また口縁に釉はげが3カ所ほどあります。
口径 約12cm
高さ 4.5~4.8m
小服茶碗としてはもちろん、やや大きいですが、盃として使うのも余興かと思います。
蓋裏に大正13年2月に購入した記載があります。
口径 約7~7.8cm
高さ 約8.4cm
口縁がざらついていますが、達筆な筆捌きで「沢瀉」を描いています。
替茶器として使われたようで、木の蓋が付いています。
高さ(摘みまで入れて) 約21.5cm
胴経 約14.5cm
口径 約13.2cm~13.4cm
高さ 約7.4cm
俗に「一楽二萩三唐津」と称されてはいるものの、なかなか初期の名碗に出会うことはあまり無いように思われます。
低火度焼成で胎土の焼き締めがない為、力強いロクロ目、荒々しくザングリとした高台削りにもかかわらず、手にした感触のやわらかさが、萩の魅力の一つであると思います。
また、内面に火間の見られることも粉引の茶碗の見所となります。
口径 約13.5cm~14cm
高さ 約8cm
井戸茶碗というと、梅華皮(かいらぎ)と高い竹節高台を連想しがちですが、小井戸の名碗と言われる「六地蔵」は、高台は低く外に開き、口縁は端反りになっています。
「六地蔵」の茶碗の見込みには目跡が六つありますが、これは重ね焼きしたことを意味します。当碗には目跡が無いことから、当時、一番上に置かれて一緒に焼成されたのではないかと想像することも楽しくはないでしょうか?
梅華皮の出方はうすいものの、釉調色調共に、侘びの一碗としての味わいは深いものがあります。
口径 約13.2cm~13.4cm
高さ 約7.ccm