酒器

路傍の唐津(桃山~江戸初期) 


口径 約5.3~5.5cm

高さ 約5cm


 路傍の石のように、言われなければ誰も気にもとめないような唐津ですが

所々に斑のような釉の変化も見られ、小品ながら手にしたときの手応えといい

伝世の肌の深みといい、案外、捨てがたい味わいがあります。



斑唐津猪口(桃山) 


口径 約7.3cm

高さ 約5.86cm


荒々しい砂気の素地にたっぷり掛けられた斑釉。

外側は、酸化炎焼成により仄かにピンク色に発色していますが、

見込み内部は潤いのある白に発色しています。

釉中の鉄分が薄茶色に発色していて景色となっています。



斑唐津猪口(桃山) 


口径 約5.86cm

高さ 約5.66cm


鉄釉が内外にタラタラと流れているのが、景色になります。

石ハゼが取れたような跡や、ヒッツキの跡があったりしますが伝世品です。



絵志野猪口(桃山) 

口径 7.6~7.8cm

高さ 約6.5cm


黄瀬戸猪口(桃山~江戸初期)

口径 約7.7cm

高さ 約6.3cm